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振り返り・ToDoワークショップ

ワークショップを考えました。
参加者の方にM9notesポケットサイズ1冊とペンてるプラマンの青色ペンを1本配ります。まず、新しいノートは固いので、手で紙を揉みほぐしてノートの開きをよくしてもらいます。これは、ノートと自分のネゴシエーションのような作業です。道具を使う前に必要な手順です。

M9notesは見開きで使います。左ページが9マス、右ページは5ミリ方眼です。1ページめの9マスのまん中のマスに「昨日の日付」を書きます。そして、9マス全体をジーッと見て、昨日あったことを振り返ります。頭に浮かんだことを1マスに1つずつ書いていきます。どこのマスから書いてもかまいません。全部のマスが埋まらなくてもよろしいです。マスが足らない場合は余白に書きます。

マスに書くほどのことでないことが頭に浮かんだら、右のページに書きます。そして、書いて頭から忘れてください。右のページに書いたことも、後で役に立つことがあります。

次のページをめくります。
まん中のマスに「今日の日付」を書きます。振り返りと同じように、9マス全体をジーッと見て、頭に浮かんだ今日やることを「1マスに1つ」書いて行きます。書いては眺め、書いては眺めを繰り返します。

9マスを見ながら行動開始します。マスに書いた行動が完了したら、マスにチェックを入れます。この小さい達成感が、次もガンバレと励まされているようで前向きになれます。チェックが出来なかったマスは明日以降チェックが着くまでやればいいです。

このメソッドを騙されたと思って3日間続けていただきたい。それでは3日後にまた共有いたしましょう。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
先週末のコクヨさんのワークショップに行きたかったです。コクヨさんも「書くこと=瞑想」を気づいていらしゃる。その表現の仕方が流石です。

中島正雄

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手書きは瞑想

国誉、国の誉とかいてコクヨ。コクヨは、日本の文具トップブランドです。コクヨと言ったら『Campus(キャンパス)ノート』。そのコクヨが、「自分史上最高の「かく」と出会える」というタイトルで「書く」ことにまつわる5つのワークショップを行います。その中の一つに、「書く瞑想」とも言われる「ジャーナリング」入門編のワークショップがあります。

「瞑想」のフレーズを耳にすると、宗教を連想してしまうかもしれませんが、わたしはそう思って欲しくありません。瞑想は、人生を豊に生きるための智恵の一つです。欧米から、宗教色を感じさせない「マインドフルネス」というメソッドになって逆輸入されています。今の自分を知ることができる瞑想は、これから絶対に身につけていたいスキルです。

わたしは、9マスノート『M9notes』を作って、その良さを説明しているうちに、書くことは瞑想と同じ効果があるのではないかと思うようになりました。でも所詮、わたしが体験しただけに過ぎません。コクヨのこのイベント知ったとき、わたしは、書いて瞑想することができると確信しました。

わたしが人前で瞑想のことを話すのはいかがわしいので、セミナーを企画します。仏教の専門家のお坊さんに、現代の生活での瞑想の使い方をお聞ききする機会を作ります。どうして、今の自分を知ることが必要なのかを一緒に考える時間にしたいと考えています。必ず有意義な一日になると思います。ぜひ一緒に考えて、人生をますます豊かにいたしましょう。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
コクヨさんのセミナーのことは、「万年筆を買うと紙が売れる」という妙な黄金律を発見した松本洋紙店の松本友さんに聞きました。松本さんは、着実に所蔵する万年筆が増えているといいます。紙屋さんが手書きを推すのは、ペーパレス化の警告かもしれません。

中島正雄

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「やればできる」三連発!

先日のゴルゴ松本さんの「命の授業」で教えてもらったことです。

オレンジ色の衣装が印象的で、いつも満面の笑顔で第一声が「やればできる!」のお笑い芸人・ティモンディの高岸さんの「やればできる」です。高岸さんの出身校は四国・愛媛県松山市にある済美高等学校(さいび)です。済美高校は2001年,
創立100周年を記念して校歌を作りかえました。その校歌の中に

「やればできるは魔法の合言葉」

のフレーズが入っています。高岸さんは「やでばできるは、僕の言葉ではなくて、ただ校訓を叫んでいます」と話しています。高岸さん謙虚です。高岸さんは現在、夢を叶えて、お笑い芸人とプロ野球選手の二刀流です。今シーズンもプロ野球選手の契約更新をしています。

◆ 

赤いマフラーがトレードマーク、燃える闘魂・アントニオ猪木さんです。猪木さんが引退セレモニーでが披露した詩『道』があります。

 『道』
この道をゆけばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ 行けばわかるさ。

一足は「ひとあし」と読みます。猪木さんのこの詩は「やればできる!」「やってみなければわからない!」「さあ、やってみよう!」と言っています。

アメリカ・ケネディが大統領がリスペクトする日本人として上杉鷹山の名前を挙げたというエピソードがあります。上杉鷹山さんの有名が言葉があります。一度は聞いたことがあると思います。

「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり」

これを今の言葉で表すと、「やりゃあできるんだよ!できないのはやらないからだよ!!」

「やればできる!」の三連発です。

やればできる!

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
このコラムは広島で書きました。広島にはわたしが尊敬する井辻栄輔さんがいらしゃいます。そして、わたしの次男も今、広島にいます。縁を感じています。

中島正雄

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命の授業

「命(いのち)」でおなじみの、お笑い芸人ゴルゴ松本さんの「命の授業」の講演に行きました。地元の1200人ほど入るホールは、子どもから大人までほぼ満席でした。ゴルゴさんの命の授業は、日本人、日本語、日本の歴史の話をミックスして、お笑い芸で培った話術とホワイトボードで、2時間一気に話て、会場に居るわたしたちに、元気と勇気を与えてくれました。

ゴルゴさんは「わたしの話は”こじつけ”かもしれませんが、”こじつけ”ることができる日本語って素晴らしいと思うと、人生の豊さが変わってくる」とも教えてくれました。

例えば、「誕生日」。「誕」という字は、言葉を延ばしてお母さんのお腹の中から生まれてきた日と書きます。赤ちゃんは、お母さんのお腹から出た瞬間に「オギャー」と声を出します。産まれたときに出す声を「産声(うぶごえ)」といいます。日本語にはちゃんと言葉があります。赤ちゃんはお母さんのお腹の中に十月十日います。十月十日と書いて「朝」という漢字です。こうして、オギャーと産声を延ばして産まれて来た日「誕生日」は、お母さんが一番頑張った日なのです。すごいよねお母さん。

言葉とは言(こと)と葉(は)と書きます。言はは葉っぱのようになるのです。葉っぱは、枯れてもまた春になれば葉っぱが出てくる。つまり”くり返す”ということです。だからね言葉はすごいんだね〜言葉は命を持っています。

日本人は、食事をするときに箸を使います。食事のときに「いただきます」といいます。これは、命をいただくということです。命をいただくときに使う「箸」は、「橋」なのです。神様と橋渡しの「橋」なのです。

“こじつけ”を単なる”こじつけ”と思うか。これを偶然と思うか必然と思うかに似ている気がします。命とは心のことです。心の中を外に出す、言ったことが「言葉」です。言葉って大事です。日本語を使っていることに誇りを持ちました。ゴルゴ松本さん、教えてくれてありがとうございました。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
このコラム本当は2.24のわたしの誕生日の日に書くつもりでした。M9notesに下書していたけれど、そう簡単に林真理子さんのようにはなれないですね。今日から新しい月です。広島でN式9マスノート術の教室をさせていただきます。

中島正雄

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N式9マスノート術セミナー vol.1

N式9マスノート術セミナー vol.1 一瞬にかける集中力を手に入れる一日 書く・聴く・座る の3つを体験 東京国際フォーラム ホールD1 2023年6月26日(月)10:00~16:30

一瞬にかける集中力を手に入れる一日

2023年6月26日(月)10:30~16:30

【会場】東京国際フォーラム ホールD1

書く・聴く・座る の3つを体験

中島正雄
中島正雄
秦万里子
秦万里子
小池陽人
小池陽人

チケット前売り券

お電話でチケット予約をご希望の方は、TEL. 03-3556-1477(中島まで)
※このイベントについてのご質問、お問い合わせは、
M9notesチーム中島までお願いいたします。
お問い合わせフォームメール・お電話 03-3556-1477)

6月26日のタイムスケジュール

9:45 開場


10:30(90分)
第一部「書く」
ワークショップ
「夢を視覚化9マスノートで夢を叶える」
講師:中島正雄


12:00(30分)
昼休憩
軽食


12:30(60分)
第二部「聴く」
ピアノコンサート
「みなさんの頭の中と「耳」をつなぎたい」
講師:音楽家 秦万里子
※軽食をとりながらお聴きいただてもかまいません


13:30
休憩


14:00(90分)
第三部「座る」
法話
「一瞬一生」
講師:神戸・大本山須磨寺 寺務長 小池陽人


15:30(20分)
瞑想体験
※椅子に座った状態で瞑想体験いたします


15:50(40分)
交流会


16:30
終了


N式9マスノート術セミナー vol.1へようこそ!

M9notesチーム 中島正雄

みなさま、こんにちは。中島正雄と申します。2023年6月26日(月)に東京国際フォーラム・ホールD1で第一回N式9マスノートセミナーを開催します。

今回のテーマは「一瞬にかける集中力を手に入れる1日」です。みなさまには、書く、聴く、座るの三つの体験をご用意いたしました。この体験で、みなさまが本来持っている自分の能力に気づき、その能力を取り戻して、ご自身の人生をますます豊かにしていただきたいと思います。

一つ目は”書く”を体験します。わたくし中島が、9マスノートの使い方のワークショップをいたします。みなさまは、これから体験することを9マスノートに書いて、紙に書いて残していだきます。

二つ目は”聴く”を体験します。わたしがリスペクトしている音楽家、超右脳人間、秦万里子さんのピアノコンサートです。秦さんの時間は耳から脳に。「耳」に注目です。みなさんの頭の中と「耳」をつなぎます。

三つ目は”座る”を体験します。わたしの好きなお坊さん、神戸にある真言宗のお寺、大本山須磨寺の寺務長・小池陽人さんの法話です。頭で考えるよりもまず体験、それが仏教です。

法話の後は、その場で、椅子で出来る瞑想体験です。日常の喧噪から離れて呼吸を調え、ゆっくりと座る時間を一緒に過ごしたいと思っています。

素晴らしい体験をご用意しました。人生を豊かにするための一つは、人と会うことです。みなさまと一緒に体験できることをうれしく思います。ぜひご参加ください。

9マスノートのルーツの”マンダラ”は、およそ1200年前に遣唐使だった空海さんが中国から日本に持ってきました。今年は空海さんが生まれて1250年の記念の年。このような年に、このようなイベントが開催出来ることに感謝します。


秦万里子ピアノコンサート
「みなさんの頭の中と「耳」をつなぎたい」

音楽の起源はいろいろ言われています。例えば、、、

・動物から身を守るために声で仲間にそれを知らせた
・鳥の鳴き真似をして美しさを再現しようとした
・肉体労働の時、同じタイミングで押したり引っ張ったりできるように声を出した

などなど諸説はいろいろありますが、なんといっても「祈り」が、私の中の断トツ1位の理由ではなかろうかと思っております。

今でこそ、音楽は聴くためだけに作られているものが殆どですが、その昔むかしは、神様への伝言のために作り、歌って祈りを捧げていたと言われています。

まだまだ天文学も、医学も、気象学も、未知のものだった時代、日照りに、病気に、長雨に、日食に、様々な現象が「不思議」で「神様の仕業」で「悪霊の祟り」であった時代、民は踊って歌うことで神の怒りを鎮め、なんとか物事が好転しますように、我が子の熱が下がりますように、と火を囲んで祈ったのでした。そこから時を経ても苦しい人々を救ってきた音楽のあり方は変わっていないとも思えます。反戦歌、飢餓を救う基金を集める歌、差別や厳しい労働下で慰めてきた音楽は生きていく上で食べることも、着ることも、住むこともできませんが、心の救いでありオアシスとして存在してきました。

一方、音楽そのものは楽譜と共に大きな成長をし、世界のあちこちで、聞いたことのない音楽でも「楽譜」という表記によって再現できるようになったのは素晴らしいことです。が、いつの間にか音楽そのものよりも、それを正確に再現するためのツールとなってしまうことがあるのはとても残念なことでもあります。耳と音楽よりも、目と音楽の方が仲良くなってしまうのですね。それはとても残念なことです。

M9ノートは、頭の中のものを9マスにアウトプットし、目から脳に刺激を与えます。

私の時間は耳から脳に。このところ「目」に主導権を奪われている?「耳」に注目!みなさんの頭の中と「耳」をつなぎたい、そして、大昔のように、今の自分や世界を歌にして、その場で発信したいと願っています。


小池陽人(神戸・大本山須磨寺 寺務長)
法話「一瞬一生」

先日、友人が次の様なことを話してくれました。「今、人工知能(AI)が開発され、目覚ましい進歩を遂げている。いずれ開発が進めば、人間でなければできない仕事はほとんどなくなってしまうのではないだろうか。そもそもAIは、人間が幸せになるために開発されてきたものであるはずなのに、結果的に人間から仕事を奪い、不幸な人たちが増えていく。本末転倒だと思わない?」と問いかけられ、確かにと思ったのです。

仏教にとって一番大切なことは「智恵」の獲得です。智恵とは、一体何なのでしょう。それは、「諸行無常」である世の中で、一瞬一瞬を真剣に生き抜く力のことだと私は思っています。それは一瞬一瞬にかける集中力とも言い換えられます。便利になったことで集中力を養うことが難しい世の中になってきていると思うのです。

お釈迦様がおられた二千五百年前のインドでは、文字文化がなかったそうです。つまり、人から人へ物事を伝える手段は、口から発する言葉しかなかったのです。お釈迦様の説法を聞くために、人々は苦労してお釈迦様のもとまで旅をし、お釈迦様のお話の一言一句を聞き逃すまいと、ものすごい集中力で耳を傾けたに違いありません。そして、お釈迦様の話を聞くことができなかった人たちに、一言一句間違えないように伝え、それを聞く人たちもまた、真剣にその話を聞いたことでしょう。このように口から口への伝承によって、仏教は後世へと伝えられていったのです。深淵なる仏教の教えが最初は話し言葉のみによって伝えられてきた事実に驚かされます。我々は、生きている中で、その当時の人のような集中力をもって人の話を聞くことがあるでしょうか。現代では、文字があるのでメモもできればボイスレコーダーで録音することもできます。しかし、「聞き逃しても、録音していれば、また聞き直すことができる。」と思って聞く話と、お釈迦様の時代の、「聞き逃したらもう二度と聞くことができない。」と思って聞く話とでは、その緊張感はまるで違います。この一瞬にかける集中力こそが智恵を得る為に必要不可欠なものなのです。

「一瞬一生」という言葉があります。この一瞬に一生をかけるという意味です。我々は、過去に戻ることもできなければ、未来にいくこともできない。人が手にしているのは現在の一瞬のみです。現在の事柄に対して、自分の力の及ぶかぎりの最善を尽くすことで、人生そのものが強靭になっていきます。いろいろ迷いはあっても、目の前のことに全力を尽くす。この繰り返しで、きっと光が見えてくるはずです。便利で快適になった現代だからこそ、今一度「一瞬」にかける集中力の大切さを見つめなおす時ではないでしょうか。瞑想という仏道修行は、まさにこの集中力を養い取り戻すための修行でもあるのです。

日常の喧噪から離れて
呼吸を調え、ゆっくりと座る時間を
共に過ごしたいと思っております。

頭で考えるよりも
まず体験!それが仏教です!

お待ちしております。


記念グッズ販売コーナー

6.26 第1回N式9マスノートセミナー記念グッズ販売コーナー
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今日から手書き

今日からこの”ひとこと”の原稿を手書きで書くことにしました。昨日まではiPadでした。この意思決定は、作家の林真理子さんの「作家が手書きにこだわる理由」の記事を読んだからです。

今日から、わたしの原稿作成の手順は、M9notesのA5サイズを横に使って、5ミリ方眼のページに文章を縦書きで書きます。そして、iPadのiAエディタでタイプしてホームページにアップします。

ペンは、パイロットの万年筆キャップレスです。インクはパイロットの紺碧。神保町の金ペン堂さんで調達。ペン先は二代目めの古谷店長が調整してくれました。インクの出も良く、M9notesの紙クリームキンマリに青色のインクがほど良く染み込んで、書き心地、見た目も、書くことで心が整って行く感じです。

林さんは、パソコンで書いた作品と手書きの作品の違いが読んでわかると言います。「パソコンで書いた文章はだらだらと続いて表現が”ひつこい”と感じる」の林さんの言葉で、わたしも原稿を手書きで書くことにしました。

手を動かして書くことで、わたしも自分が持っている能力をもっと引き出してみたい。自分の可能性に新たに挑戦したい気持ちです。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
“ひつこい”という一言が強烈でした。確かにエディタの文字カウントを見ながら気にして、キーボードで文章を書いました。新しいM9notesの使い方も出来ました。初日の感想は、意外に時間はかかりませんでした。

中島正雄

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生まれたときからキーボード

先日、29歳のコンピュータ好きの経営者の方に、わたしが所蔵していたコンピュータ(マイツール)の書籍や資料を一式、”これからは君に頼んだ”と念をこめて譲り渡しました。数日後、彼に会うと「キーボードアレルギーというのがあったのですね」と言います。30年前、確かにありました。「僕は生まれたときからキーボードなので……」。

30年前はパソコン革命の真っ只中でした。革命は起こっているときは気づかない、後になって、あのとき革命が起きていたんだと気づくとは本当です。わたしも今となってはキーボードを当たり前のように使っています。原稿を書くときは、iPad+キーボードを使っています。パソコンなら秀丸、iPadならiAのエディタアプリでないと調子が出ません。それは、紙にペンで書くより早いし楽だからなのかもしれません。

でも、キーボードで文字を入力する早さは、人間の頭で考えるには早すぎるとようです。紙にペンで書くスピードが自分の頭で考えるには丁度いいようです。どちらがいいのかは自分で決めるしかありません。手書きで原稿を書き続けている林真理子さんの「作家が手書きにこだわる理由」という記事を見つけました。素晴らしい記事で何回も読んでいます。「負荷が少ないから、いくらでも書けるのでしょうね。文章がだらだらと続いて、表現がしつこいと感じることがあります。手は切り上げるタイミングを知っているのです」。

わたしはテレビなどの番組で内容の意図とは違いますが、食べるシーンで箸の持ち方が気になったり、書くシーンではペンの持ち方、書き方の所作が気になってしまいます。こんなこと言っているから儲からないだな〜と自虐的になっています。

「手書きにこだわる作家は少なくない。効率を求めてワープロやパソコンを試したが、結局は手書きに戻った作家もいるとか。」わたしも、コラムを手書きにするか。手書きにすると集中力が出る思う。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
「生まれたときからキーボード」のフレーズを聞いて、わたしは、着物姿の薬師丸ひろ子さんを思い浮かべてしまいました。それは「三代前からマーメード」だった。

中島正雄

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プログラミングはコメントなのだ。

コンピュータリブ社の創業当時にお世話になった方が突然訪ねて来て、当時わたしが作ったプログラムをこのパソコンで動かせるようにして欲しいとお願いされました。えぇ、まあ出来るかもしれなけれど流石にすみずみまで覚えていません、でもこれは面白そうだと思い動かし出してしまいました。当時のハードディスクを新しいパソコンにつないでプログラムを開いてみると、作成日、更新日、作成者のコメントが残してありました。作成日はなんと20年前、確かにわたしが作ったプログラムでした。自分で言うのもなんですが、プログラムのレイアウトも美しく綺麗で、一つ一つ丁寧に何のプログラムなのかのコメントが残してありました。これならば、20年前に作ったプログラムを再び動かすことができるかもしれないと思いました。と同時に、慶應藤沢キャンパス(SFC)・コンピュータサイエンスの大岩元教授のことを思い出しました。

大岩教授との縁は1998年4月10日、私が起業することを決め、社名はホームページのハイパーリンクの概念を考えたテッド・ネルソン氏の論文のタイトル「コンピュータリブ」にしたいと思っていました。勝手に社名に使うのもよろしくないと思い、わたしはテッド氏を探しました。彼が日本にいることは分かっていました。ダメモトでパソコン通信のフォーラムで問いかけてみると、関西にいる勉強仲間の太田秀和さんが、テッド氏が大岩教授のところにいることをつきとめてくれました。太田さんと大岩教授は、教授が開発した日本語入力ソフト「タッチ16」のユーザーと開発者の仲だったのです。それからはわたしは、スムーズにテッド氏と会うことができ、社名使用の許可をもらいました。ミラクルでした。

大岩教授の研究のテーマは「識字教育としてのプログラミング」。識字教育とは英語でいうとリテラシーで、プログラムを読み書きし理解できる能力を身につけさせることです。大岩教授は「日本語の語順はプログラミング向きなのだ」といっています。そこで、アラン・ケイが開発したプログラミング環境「Squeak」に教授が開発した日本語プログラミング環境「言霊(ことだま)」を搭載して、馴染みやすいプログラミング環境を作りました。

コンピュータを動かすには、プログラムのコードを書かなければなりません。思い通りに動かないコンピュータを、直せるものなら自分で直したいと誰もが思ったことがるでしょう。大岩教授は「プログラミングで重要なのは、コードを見ただけで意味が読み取れることだ」「誰でも他人が作ったプログラムに手を加え改良することができることなのだ」と言っていたのを思い出しました。

古いものを活かして、新しいプロジェクトが始まらないかな~と思っています。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
プログラミンはノーコードが主流になりつつあります。AIが自動的にプログラミングをするとも言われています。プログラムを必要とする問題は、暗記の教育では解けないでしょう。プログラマーには問題解決できる能力とセンスと思いやりと夢が必要だと思います。日本にはKJ法や9マスノートなど実際にビジネスに使える問題解決手段が沢山あります。素晴らしいです。

中島正雄

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9マスで問題解決

わたし自身の問題が起きない日はないでしょう。一日を振り返ればだいたい何か問題はあります。問題を解決して意思決定して時間が過ぎて行く。上手く行くときもあれば、そうでないときもあります。間違うこともあれば、成長できることもあります。わたしたちはそれぞれの問題を解決しながら生きているのかもしれません。

2500年前、お釈迦さまが悟りをひらいて弟子たち最初に説いたのは「苦集滅道」、問題解決の教えだといいます。有名なお経『般若心経』にもある仏教の智恵です。9マスと苦集滅道の智恵を使って問題解決の手法を編み出したのは、マンダラ手帳の開発者の松村寧雄氏です。今からおよそ40年前のことです。

9マスのまん中のマスに起こっている問題を書いて、9マスをジーっと眺めていると頭の中に解決策が思い浮かびます。直ぐに浮かぶこともあれば、そうでないときもあります。

わたしはここ数日、「6月26日のイベントのテーマ&タイトルを決める」という問題を抱えていました。もちろん9マスノートを数ページ使って考えました。9マスで苦集滅道を激しく使って改めて、これは良く出来ているな〜と思いました。同じ文字を何回も書いているうちに、同じフレーズを何回も読んでいるうちに、だんだん心が整っていく、そして、気づき、発見、ヒラメキがあってそれをキャッチする。

9マスノートと問題解決は相性がバッチリです。問題解決には9マスノート。9マスノートで問題解決。神戸の武田如来もそう言っています。この智恵を会得していれば人生をもっと豊かにすることができます。9マスノートが無くても、紙とペンがあれば、どなたでも出来ます。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
簡単でシンプルで、お金もかからないで、誰でも直ぐに使える道具や考え方は本物だと思います。新しく作らなくても、古くから伝わるわたしたちを助けてくれる道具や考え方が、わたしたちの周りに沢山あるような気がしています。

中島正雄

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困ったときはスタート地点に戻る

6.26のイベントのキャッチフレーズがなかなか決まりません。これが頭の中で引っかかっていて、他のことを考えるための空きメモリが無い状態です。もう一度、スタート地点に帰ってみることにします。

「6.26のイベントは何のためにやるのか」
須磨寺の小池陽人さんの話をみんなに聴いてもらいたい。
M9notesプロジェクトのテーマ「人生を豊かにする」に近づきたい。
コンピュータリブ社の経営理念を追求するため。

「イベントに参加した人のメリットは何があるのか」
自分の力ではどうすることもできない、予測不能なことが身の回りで起こっている。
このようなとき、心を整えるにはどうすればいいのだろうか。わたしは、9マスノート『M9notes』で自分の頭の中にあることを書き出して、心を整える方法をお知らせしたい。
小池さんから、仏教の豊かに生きる智恵と座る「瞑想」を教えていただきたい。

「M9notesプロジェクトが、中島が「瞑想」と言うのは、いかがわしいと感じる」
小池さんから聞いた話しから考えると
・仏教のとって一番大切なことは「智恵」の獲得です。
・「智恵」とは、変化の多い世の中で、一瞬一瞬を真剣に生き抜く力のことです。
・「真剣に生き抜く力」は、「集中力」とも言い換えられます。
・一瞬にかける「集中力」こそが智恵を得る為に必要不可欠です。
・「瞑想」という仏道修行は、まさに集中力を養い取り戻すための修行でもあります。

「瞑想」で得るものは「一瞬にかける集中力」ではないでしょうか。世の中が自動化や無人化が進んで一見便利になっているように見えるけれど、一方で人間は本来持っている能力を使わないようになり、その力を失っているような気がしています。

そこで、6.26のテーマ

一瞬にかける
集中力を手に入れる一日
書く・聴く・座る を体験

はいかがでしょうか。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
これが決まらないと先に進めません。

中島正雄