9マスで問題解決

わたし自身の問題が起きない日はないでしょう。一日を振り返ればだいたい何か問題はあります。問題を解決して意思決定して時間が過ぎて行く。上手く行くときもあれば、そうでないときもあります。間違うこともあれば、成長できることもあります。わたしたちはそれぞれの問題を解決しながら生きているのかもしれません。

2500年前、お釈迦さまが悟りをひらいて弟子たち最初に説いたのは「苦集滅道」、問題解決の教えだといいます。有名なお経『般若心経』にもある仏教の智恵です。9マスと苦集滅道の智恵を使って問題解決の手法を編み出したのは、マンダラ手帳の開発者の松村寧雄氏です。今からおよそ40年前のことです。

9マスのまん中のマスに起こっている問題を書いて、9マスをジーっと眺めていると頭の中に解決策が思い浮かびます。直ぐに浮かぶこともあれば、そうでないときもあります。

わたしはここ数日、「6月26日のイベントのテーマ&タイトルを決める」という問題を抱えていました。もちろん9マスノートを数ページ使って考えました。9マスで苦集滅道を激しく使って改めて、これは良く出来ているな〜と思いました。同じ文字を何回も書いているうちに、同じフレーズを何回も読んでいるうちに、だんだん心が整っていく、そして、気づき、発見、ヒラメキがあってそれをキャッチする。

9マスノートと問題解決は相性がバッチリです。問題解決には9マスノート。9マスノートで問題解決。神戸の武田如来もそう言っています。この智恵を会得していれば人生をもっと豊かにすることができます。9マスノートが無くても、紙とペンがあれば、どなたでも出来ます。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
簡単でシンプルで、お金もかからないで、誰でも直ぐに使える道具や考え方は本物だと思います。新しく作らなくても、古くから伝わるわたしたちを助けてくれる道具や考え方が、わたしたちの周りに沢山あるような気がしています。

中島正雄