1200年前のマンダラを、毎日のノートに。
M9notesは、3×3の9マスが印刷された、紙のノートです。空海が日本に持ち帰ったマンダラの形を、いまの暮らしや仕事で使えるノートに落とし込みました。
株式会社コンピュータリブ(東京・神田神保町/1998年創業)の自社ブランドとして、2019年から発売しています。

なぜ、9マスなのか
9マスノートの3×3という形は、思いつきで生まれたものではありません。
仏教は、お釈迦さまが2400年前にインドで始められてから、長い時間をかけて、形を変えながら広がってきました。その最後の形「密教」のなかで、難しい教えを文字ではなく絵で伝えるために生まれたのが、マンダラです。
1200年前、空海が唐に渡り、恵果先生から、当時の最新の教えを学び、マンダラを日本に持ち帰りました。金剛界マンダラは、3×3の9区画でできています。その中央に大日如来、上下左右に四人の如来が並びます。9マスノートの形は、ここから来ています。
「仏教ひく宗教は、智恵のシステム」
これは、マンダラチャート開発者・松村寧雄先生の言葉です。M9notesは、マンダラを宗教としてではなく、毎日を豊かにする智恵のかたちとして受け取り、いまのノートにしました。

M9notesが生まれるまで
1998年|コンピュータリブ創業
東京・神田神保町に、ホームページ作成会社・株式会社コンピュータリブを創業しました。
会社の理念は、「私たちは人間くさいコミュニケーションと最先端の英智を活かし、お客さまがサイバー社会で快適にすごせるように貢献します」。そこから生まれたキャッチコピーが「やさしくデジタル」です。
マンダラとの、長い学び
代表の中島正雄が、マンダラに出会ったのは、若い頃のことでした。社内研修で、マネジメントゲームを開発された西順一郎先生が、ホワイトボードに3×3のマス目を書いて、研修の内容を整理されていたのです。それが、すべての始まりです。
その後、マンダラチャート開発者の松村寧雄先生のセミナーに長く通い、松村先生がご逝去されるまで、智恵の使い方を学び続けました。
2019年|クラウドファンディングで、M9notesが誕生
コンピュータリブ20周年の年、長く使い続けてきたマンダラ思考のノートを、自分たちで作ってみたい──そう思って、クラウドファンディングに挑戦しました。
たくさんの方からのご支援をいただき、ナカバヤシ社の出雲工場で量産することができました。それが、最初のM9notes(ポケットサイズ)です。紙の調達も、印刷も、製本も、すべて日本の中で行いました。

2020年|手帳M365の開発
M9notesのプロジェクトメンバーであり、音楽家の秦万里子さんとの会話から、M365という手帳が生まれました。「アメリカで見つけた理想の手帳が、どうしても日本では手に入らない」という、秦さんの体験談がきっかけです。
正方形のマス目を入れたいけれど、見開きB5サイズに収めると余白が出すぎてしまう──悩んでいたとき、秦さんが言いました。
「だったら、切ればいいんじゃない?」
その一言から、ページの長さに段差をつけてめくる、これまでにない構造が生まれました。
2021年|M365がグッドデザイン賞を受賞
2020年9月に発売したM365は、翌2021年、グッドデザイン賞を受賞しました。デザインも、製本も、付属の竹ものさし(大分産の竹を、滋賀の職人さんが仕上げたもの)も、すべて日本のものづくりで仕上げています。

ものづくりのこだわり
9マスノートとM365は、紙の色から罫線の色まで、ひとつずつ選んでいます。
- 本文用紙は、クリーム色。長く眺めていても、目にやさしい色合いです
- 罫線は、緑色。青色のペンで書いたときに、文字がよく引き立ちます
- 万年筆で書いても、裏抜けしにくい紙を選びました
- 製本は、糸かがり綴じ。何度めくっても、開いたままになりやすい仕様です
- M365には、専用の竹ものさしを添えています。大分の竹を、滋賀のものさし職人さんが仕上げました
すべて、日本でつくっています。紙の調達から、印刷、製本まで、日本の職人さんたちの仕事を、一冊一冊に込めています。

代表・中島正雄について
1965年、千葉県に生まれました。鎌倉学園高校を卒業後、食品メーカーで7年間、文房具店で4年間の社会人経験を経て、1998年6月に株式会社コンピュータリブを創業。いまは、神奈川県平塚市に住んでいます。
マンダラとの出会いは、若い頃の社内研修でした。マネジメントゲームを開発された西順一郎先生が、3×3のマス目で物事を整理する姿に、衝撃を受けたのが、すべての始まりです。その後、マンダラチャート開発者の松村寧雄先生のセミナーに長く通い、智恵の使い方を学び続けました。
「スマホでなくてもよいものは、スマホでやらなくてもいい。」
ホームページ作成会社を経営しながら、毎日デジタルを使う一方で、紙のノートで考える時間の大切さを伝えています。
週末は、地元の平塚で、小学生のミニバスケットボールチームのコーチもしています。
9マスノートを使う方々
9マスノートは、いろいろな方の手元で、いろいろな使われ方をしています。
- 経営者・ビジネスパーソンの方は、打ち合わせメモ、ヒアリングシート、新規事業の構想に
- 学生・受験生の方は、テスト範囲のまとめや、進路の言語化に
- アスリート・指導者の方は、目標と練習計画の見える化に
- 作家・万年筆を愛用される方は、原稿の構成や、毎日の覚え書きに
- 音楽家・俳優の方は、自由な発想を9マスで広げる場として
- 子育て中の方は、家族の予定や、お子さまの夢を書く場として
9マスがあるから、書けます。字がきれいでなくても、書く順番がわからなくても、だいじょうぶです。
メディアでのご紹介
文具王・高畑正幸さんの開発元取材
2020年11月、文具王・高畑正幸さんが、神保町のコンピュータリブまで取材に来てくださいました。手帳M365の開発の経緯について、秦万里子さんと中島正雄が、丁寧にお話しした記録です。
記事はこちらでお読みいただけます:文具王が開発元訪問。”予定を右脳で俯瞰するスケジュール帳”「M365」ができるまで(文具のとびら)
須磨寺の小池陽人さんとのセミナー
須磨寺の小池陽人さんからは、これまでたくさんの学びをいただきました。2023年6月、東京国際フォーラムで『一瞬にかける集中力を手に入れる一日』と題し、ご一緒にセミナーを開催する機会にも恵まれました。私たちにとって、これまでで最も大きな規模のセミナーです。
手帳やノートは、人と会うための道具だと、私たちは考えています。
私たちが発信していること
新聞『やさしくデジタル』
コンピュータリブが創業して間もない頃から、オリジナルの新聞『やさしくデジタル』を発行しています。
M9notesのこと、コンピュータリブの仕事、業界の最新技術──AIなどを「やさしく」お伝えするコラム中心の新聞です。中島正雄が中心となり、社員や、ときには仲間も筆をとります。
M9notesをご購入いただいた方や、お仕事で名刺を交換させていただいた方に、無料でお届けしています。
「やさしくデジタル」は、新聞のタイトルだけでなく、名刺やちょっとした資料にも添えています。デジタルの時代に、紙で郵送するという手間を選んでいるところに、9マスノートと同じ姿勢があります。
YouTubeでの配信
毎週金曜日、YouTubeでライブ配信をしています。25分のポモドーロ・テクニックと9マスノートを組み合わせて、今週の振り返りや、来週のテーマを考える時間です。「青ペン研究会」と題した回も設けて、9マスノートの使い方や、青ペンで書くことについて、視聴者の方々と自由に話し合っています。
M9notesのYouTubeチャンネル:@M9notes
商品ラインのご案内
M9notesは、以下のラインで展開しています。
9マスノート(ポケット・A5・A4・Z)
3×3の9マスが印刷された、思考整理ノートです。サイズによって、向く使い方が変わります。
- ポケット(14×9cm)|胸ポケットに入る大きさ。アイデアキャッチ、買い物リスト、移動中の記録に
- A5|日常使いの主役。打ち合わせメモ、振り返り日記、自己紹介の準備に
- A4|81マス目標達成シート、企業研修、新規事業の構想に
- Z(A1判の大判)|机に広げて使う、思考を立体化するための大判ノート
M365|年間スケジュール手帳
9マス思考を年間スケジュールに展開した手帳です。曜日優先のカレンダー、ページ長さに段差をつけてめくる構造、付属の竹ものさしなど、こだわりを詰め込みました。2021年グッドデザイン賞受賞。
※M365は手帳の特性上、販売時期が決まっています。次の販売開始については、追ってご案内します。
書籍『夢を視覚化する9マスノートで夢が叶う』
9マスノートの入門書です。本に9マスノート(32ページ)が付録としてついているため、贈り物にも向いています。帯は、西順一郎先生にお書きいただきました。日本写真企画より、2022年12月発売。
9マスノートの実物は、いくつかの書店・文具店でも、ご覧いただけます。詳しい取扱店一覧は、別ページにてご案内します。
企業研修・学校への出張授業
9マスノートを使った企業研修・学生向けの出張授業も、お受けしています。
- 企業研修のご案内|9マスノートで目標と計画を1枚にまとめる3時間
- 学生向け研修・出張授業のご案内|9マスノートで夢や目標を書く時間
運営
M9notesは、株式会社コンピュータリブが運営しています。会社のことを詳しくお知りになりたい方は、コンピュータリブのホームページをご覧ください。
