【他のノートとここが違う、M9notesのこだわり】こだわり3:松村寧雄先生の教えを参考にしました

松村寧雄先生
松村寧雄先生
松村寧雄先生

長きにわたってお世話になった松村先生は、経営コンサルタントとしてご活躍される中、マンダラの3×3の9マス構造を用いて思考を整理するマンダラチャートを開発されました。対象はビジネスマンに特化し、「中心核を持った9マスのチャートが、問題解決を促して人生とビジネスを豊かにする手法である」として数多くの商品を世に送り出しました。

松村先生のマンダラチャートも原点は仏教です。先生は「仏教はシステムである」と捉えました。システムとは、混沌とし区別がはっきりしない未整理状態の対象に対して、目的を設定し、目的に合った手段を使うことで、その目的を達成することを指します。

ビジネスでは売上・顧客・商品・人材といった様々な要因が混沌としている状態が『対象』、利益をあげること・社会貢献・社員満足を『目的』として各種ビジネスの手法・戦略が『手段』となります。

仏教の開祖である釈迦(ブッタ)は「生老病死」という苦からの解放を「十二縁起」というシステム体系を持って成し遂げました。その後、この悟りをひとつの仮説として検証すべく共に苦行した5人の仲間に苦から解放される手法として「苦集滅道」システムを説き、彼らを悟りの境地に到達させることに成功しました。このようにブッタは悟りの境地に至る方法を、論理的な「智慧の体系・システム」として構築したのです。松村先生このように考えられて、悟りへ至るシステム化された手法を、ビジネスに置ける目的達成への思考整理術へ応用されたのです。

M9notesではビジネスの目的達成に特化せず、子供から女性から、あらゆる人が生活の中で自由に使っていただけるよう開発致しました。根底にある目的はコンセプトにもあります「右脳で考える」ということ。9マスに書き込むことで思考の整理が出来るのはもちろんですが、大切にしてもらいたいのは書いた後に眺めることです。

バラバラに存在していた思考が、9マスの中に入ることでひとつの塊となり、全体の意図するものは何か大きな視点で見ることが出来るようになるからです。ひとつひとつの思考が互いにどのように結びついているのか、その根底には今の自分のどのような心境があるのか「なるほど、確かに」そんな発見を促してくれるのが「眺める」という時間なのです。

このとき、論理的思考を超えた、直観と言える部分が働き始めます。右脳で考えている時間です。右脳的思考がどのような利点をもたらすかはその項目でお話しさせて頂くとして、普段なかなか使うことのできない右脳で考える、右脳を鍛えることができる。マンダラチャートとは種を異にする、M9notes最大の特徴と言えます。