昨日の81マスの教室の参加者は、大阪から参加いただいた1名でした。わたしと同年代の経営者の方でした。すでに9マスを使っていたので、ウォーミングアップ無しで、いきなり81マスを作ることにしました。参加者の方がまん中のマスに書いたフレーズは「事業承継」でした。さすがに2時間では、81マスをピラミッドで立体にすることはできませんでしたが、81マスは1時間40分くらいで完成しました。そして、じっくり書き上げた81マスの説明を聞くことができました。素晴らしかったです。
静かに、自分のことだけを考える時間は、なかなか作ることができないでしょう。わたしは、9マスを使って、今の自分を静かに考える時間は、仏教の瞑想と同じではないかと思っています。今、わたしたちに必要なのは、今の自分を考える時間ではないでしょうか。
81マスは、3×3の9マスが、さらに3×3で配置されています。どこに何を書こうか考えます。昨日の教室に参加者した方は、4つの角の9マスに「自分が60歳のとき」「65歳のとき」「70歳のとき」「75歳のとき」の9マスを書きました。65歳の9マスの中に「子ども結婚」のフレーズがありました。70歳の9マスには「孫が生まれる」のフレーズがありました。これを見てわたしは、いいな〜と思いました。
言霊というように、言葉には魂があります。頭の中にあるうちは妄想です。頭の中にあることを言葉にして文字にして外に出すと、妄想は理想に変わります。いつも頭の中で考えていても外に出すことがなかったことが、2時間、静かに81マスに向かったおかげで文字になって外に出ました。妄想が理想に変わりました。言葉には魂がありますから理想に向かって動き出すでしょう。頭の角で考えていることも81マスに書いてみる。自分で作った81マスのレイアウトは、まるで今の自分の頭の中の見取り図のようです。81マスに書いたことはきっと実現します。
今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
81マスの教室は、参加者が静かに考える時間なので、わたしは静かに見ているだけなのです。不思議と見ているだけのわたしも2時間がアッという間に感じます。集中力は連鎖するのかもしれません。
中島正雄