そのとき81マスが目に入った

わたしの朝の巡回コースその1は、9マスノートが置いてある文房具屋の信誠堂さんに行ってから、専大前の交差点にある神田珈琲店に行ってコーヒー豆を買い、コンビニに寄って水を買います。コンビニ以外は、いつもの知ったお店の人がいて、あいさつをして、たわいも無い話し、「売れましたか……」などと商売の話を少し交わします。リアルのお店は、お店に行くというより、人に会いに行く感じです。運が良ければ社長に会えることもあります。

神田珈琲店は、白山通りから一本入ったところにある個性とこだわりのある喫茶店『喫茶去』の2号店です。ちなみに、3号店は新築の専修大学の1階にあります。3ヶ月前、2号店と3号店で9マスノートをレジ横に置いて販売させていただきました。注文したコーヒーを待つ間のお客さまの目に留まり、ありがたいことに予想以上に売れました。ノートと一緒に、A4の紙に81マスを印刷してフリーで持って帰れるようにもしました。

巡回で神田珈琲店に行くと「そう言えば面白い話があります」と、「以前、81マスを持ち帰ったお客さまから「会社でちょっとした問題がありました。どうしようかと思ったときに、書類の山の中から、フッと神田珈琲でもらった81マスの用紙が目にとまりました。これを使って問題を解決できるかもしれない」と思って問題を書き出し、頭を整理することができたそうです」。「それで問題が解決したのでしょうか」。「それは、未だのようです」。

いい話です。わたしはテンションが上がってしまい、神田珈琲の店員さんに、「9マスは問題解決と相性がいいです」「お釈迦さまが悟りを開いて弟子たちに最初に説いたのが苦集滅道の問題解決です」「9マスで上手く解決できます」と。会社に帰って、「9マスノートで問題解決」のワークシートを印刷して、再び神田珈琲店へ。9マスの神様が光を当てたお客さまに届くといいな〜、問題が解決できるといいな〜と願いを込めて店員さんに渡しました。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
わたしが初めて9マスを見たのも問題解決でした。
今思えば、あのときも9マスの神様が光りました。
こういう説明のつかないことがたまにあります。

中島正雄