忘れかけていた素朴な感覚

自分自身の夢を、「どうすれば夢が叶うか」を考えて、81マスに書き出し、書き出した一つ一つをラベルシールに書いて、高さ22cmの段ボールのピラミッドに貼ると、頂上が「夢」、4つある山の斜面に夢を叶えるための計画がある山が出来上がります。これを3時間かけて作っていただきました。その感想です。素晴らしい!

キーワードは、
・言語化する
・マスがあるから書ける
・マス同士の関連性を見つける
・モノが出来上がると達成感がある→出来そうな気がする
・見方を変えて見ることができる
・全体を見ることができる

では、感想を披露します。

▼会社経営・男性
81ケのうち半分くらいはサッと書けました。ここで手が止まりました。何を書こうと81マスを見て考えているうちにポッポッと浮かんで来ました。最後の3ケがなかなか書けませんでした。最後に出てきたのは、今までやっていたことでした。今回、それを自分の中を言語化できたのがよかったです。

▼会社経営・もうすぐ74歳になる男性
夢は「シン老人で75をむかえる」はじめてやって面白かった。自分で書いた夢を山にシールを貼り合わせるとき、無理に貼り合わせると関連づくのが面白かった。自分の頭とつながっている気持ちになった。この山を見て、これから一年間夢に向かって行こうと思う。

▼コンサルタント女性
2023年6月までに叶えたいことを書き出しました。81マスに書いたことはありました。今回、81マスを立体的にすることで、叶えられそうな気がしました。上から見て、横から見て面白い。立体的になると見方も違って出来そうです。

▼会社経営・女性
いざ書こうと思うとなかなか書けませんでした。モノが出来上がると達成感があって、出来そうな気がします。これをいつも見えるところに置いて、一つづつ実践して行こうと思います。

▼20代男性
みんなと同じことやっているのに、なんで自分の山は汚ないのだろう。シールを山にキレイに貼れなかった。これも含めて今の自分だと思いました。9マスを教えてもらうのは初めてでした。空白を埋められない自分が嫌でした。空白をいつか埋められるかもしれないと思えるようになれらたら、変われるかもしれません。

▼40代男性
山を組み立ている途中に書くことを変えてみたり、やっているうちに、普段では書けないような、ちょっと気恥ずかしいことも書けました。そのことが今日の発見でした。枠があるというのは日本人向きなのかな〜と思いながら楽しくできました。

▼30代女性
作ってみて楽しかった。けっこう頭も使いました。これから環境が変わるので、それを書いてみました。

▼会社経営 40代女性
思ったより上手くできました。紙に書くときより、立体になったときの方がマスが埋まりました。他人に見せるのいいかもしれません。

▼30代男性
9マスノートを使っていますが、教えてもらうのは初めてでした。良かったのは、目標達成に向けてのアクションの優先順位付けがしやすかったです。枠があることで取捨選択ができました。アクションを9マスに落とし込むというのは、俳句みたいないい制限でした。

▼20代女性
9マスは慣れていましたが、81マスになるととたんにわからなくなりました。前半、真っ白なままで焦りました。後半、書き始めたらマスを埋められるようになって、なんとか時間内に完成して良かったです。ぜひ見えるところに置いて頑張りたいです。

▼50代女性
最後の1マスがなかなか埋まりませんでした。これも、これもと思って、最後に決めたことが一番大事なことだったのかなと思いました。

▼40代女性
書くのは楽しかったです。何を書こうと考えたら仕事のことになってしまいます。自分のことに特化して、私小説のようになっています。

▼20代女性
わざわざ時間を作って自分のことを考えることは無いので、今日は思い切って参加して良かったです。周りのみなさんと見ると、パーっと書かれているので焦りました。以前、9マスに書いたとき、自分で書いたことを思い返すことが多かった。自分で常に見て、自分に問いかけて生活してみたいと思いました。

—–

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
文字を書くにの苦労していること、指先を器用に使ってシールを段ボールに貼る作業、四角錐に組み立てる姿、出来たときの達成感を味わっている様子、忘れていた素朴な感覚を思い出したこと、とにかく全てが面白かったです。

中島正雄