写真ファンに人気のある月刊誌『フォトコン2022年12月号』が素晴らしいです。特に巻頭の「たった9マスで目標が実現する 迷いがなくなる写真の思考整理法」の特集1が素晴らしいです。表紙も9マスがあって素晴らしいです。かつて、9マスがこんなに取り上げられた月刊誌をわたしは知りません。
特集1の構成は、中島正雄の9マスの解説、フォトコン編集部から9マスの活用例、そして、11人の写真家の9マスの事例が10ヶと81マスで整理した「個展を開くまでのToDo」の事例が1ヶ、9マスを使った特集としては最大級です。しかもオールカラーです。
内容も素晴らしいです。読み応えがあります。わたしが素晴らしいと思ったのは、編集部の方が9マスをよく理解して楽しんで使われていることが、9マスを見てわかるからです。9マスは良いとわかっていても、自分で自由自在にアレンジして使う人は意外と少ないです。何もない9マスに書くのもハードルがあるようです。9マスのマス一つ一つに質問が書いてあって、それに答えて9マスを書き進めるという使い方を提案している人もいるけれど、わたしはそうではありません。何もない9マスに書いていただきたいのです。
今回の特集は、フォトコン編集部が、9マスを使って写真周りのことを考える活用例を考案し、11人の写真家へ9マスの活用例を提案し、写真家のみなさんが実際に9マスを使って考えた事例を集めています。9マスと一緒に、実際に撮った写真とコメントが掲載されているので迫力があります。フォトコン編集部の提案に応えた写真家のみなさんも素晴らしいです。
この編集会議は楽しかっただろうな〜、盛り上がっただだろうな〜と想像しています。9マスもカラーでおしゃれにデザインされています。はじめてです。さすがフォトコン編集部、『フォトコン』が長年愛される理由もわかるような気がしました。わたしは、この特集記事を見て写真ファンが増えるとうれしいです。
中島正雄
本の発売日が決まりました。
12月16日です。
タイトルは『夢を視覚化する 9マスノートで夢が叶う』日本写真企画出版
夢や目標を実現するための9マスノート。その使い方を解説。
9マスノート付きです。
定価 1,100円(税込)