7×7のマンダラ

わたしたちが一番慣れ親しんでいるカレンダーといえば、よく壁に掛けてある、横に日曜〜土曜までの曜日があり、縦に1週、2週とある、月間ブロックカレンダーではないでしょうか。

手帳『M365』の月間ブロックカレンダーは7×7の正方形のマトリックスでなければなりません。7×5、7×6ではダメです。それは、7×7でないとマンダラにならないからです。それは、わたしたちは、このカレンダーを見て、いい未来を考えたいからです。いい未来を考えるために、正方形のパワー、マンダラのパワーを使い、気づき、発見、ひらめきを得て、本来人間が持っている能力を最大限に使いたいと思うからです。(※学術的に証明されておりませんので注意)

正方形の7×7のマトリックスを、長方形の用紙に美しくデザインすることがなかなか出来ませんでした。カレンダーを見て「ハッと」頭が動き出しません。天地左右の余白が美しくありませんでした。

そもそも、手帳『M365』を作るきっかけは、わたしの今まで出会った人の中で超右脳人間の音楽家・ピアニストの秦万里子さんの一言がきっかけでした。秦さんとの出会いは、動画制作でお世話になっている大木貴博さんの紹介でした。秦さんは、今まで自分にシックリくる手帳との出会いがなく、毎年違う手帳を買い替える、手帳難民でした。秦さんと話しているときに「手帳を作ろう」ということになり、わたしは直ぐにモックアップ(試作品)を作りました。秦さんにモックアップを見せて「どうもこの月間ブロックカレンダーが美しくない」と言うと、秦さんが「じゃ〜、ページをこうやって正方形になるように切っちゃえばいいんじゃない」とアッサリと言いました。なるほど、その通りです。そのとき、二人とも製作費や売値のことは全く考えていませんでした。

わたしは再び、見開きで正方形のページが出来るように、普通のページ→切ったページ→普通のページ→切ったページと互い違いになった手帳のモックアップを作りました。わたしはモックアップを作っていて、こんなページの手帳は見たことないと、ワクワクが、モックアップを作る手が止まりませんでした。モックアップ2を秦さんに見せると「あた、いいじゃない」。

モックアップを作って秦さんと話すと、次々に新しいアイデアが湧いて来ます。またモックアップ3を作って見せる、またモックアップ4を作って見せる、こうなったらもうアイデアが無いというところまでやるしかありません。ついに秦さんが「あたし、この手帳使いたい」とおしゃいました。どうやら、『M365』で手帳難民を救うことができそうです。

中島正雄