諦めたらそこで試合終了だよ

スラムダンクでもっとも有名な安西先生の名言です。湘北高校3ポイントシューター三井寿の物語です。三井選手は中学時代スーパースターでした。県大会決勝、残り12秒で1点さで負け、しかも相手ボール。キャプテンの三井選手は仲間に「絶対勝つ!」と強がったものの、もう勝てないと思っていたようです。そこで三井選手がパスをカット。カットしたボールはコートの外へ、三井選手はボールを追って来賓席へ突っ込みます。倒れている三井選手の前に、ボールを持った安西先生が立って、三井選手にボールを渡すときかけた言葉が「諦めたらそこで試合終了でだよ」です。その言葉をもらった三井選手は再びボールをカットして残り2秒で逆転シュートを決め52ー51で優勝しました。名シーンです。

スラムダンクを読んだことがある人ならば、自分にあきらめたくなるシーンが来たとき、安西先生のこの言葉を思い出し、ネガティブに向きかけている気持ちを、ポジティブに変えたことがあると思います。

わたしがヘッドコーチをしている小学生のバスケットボールチームの試合がありました。1Qが終わって0ー21でした。子どもたちは暗いムード。もちろん、わたしの頭の中に安西先生のあの名言が降りてきています。2Qの子どもたちに向かって「まだまだ、さぁ逆転するぞ、頼んだぞ〜」と明るく言ってはみたものの、どこか嘘っぽい感じです。子どもたちは諦めていませんでした。2Qは21−21の同点に、3Qになると、子どもたちの顔は明るくなり自信満々の感じに。試合は37−34で見事逆転勝利したのです。わたしは勝利を諦めかけた自分が恥ずかしかったです。

オリンピックで出場した選手のインタビューがあります。多くの選手から「◯◯さんのおかげで、諦めないで続けてることができました」という言葉を聞くことができました。そして、最後に支えてくれた方に感謝の言葉がありました。オリンピックは「諦めなければ夢は叶う」を証明しています。最後は気持ち、気持ち、気持ちが大事。わたしは夢の実現をサポートする安西先生になりたい

中島正雄