昨日のマイツール教室で、不思議な”縁”がありました。教室を頼まれたのは、三年前に松本友さんが企画したマイツール教室の参加者の一人だった芝田元さんでした。
今回、芝田さんは仲間を2人連れて来ました。大正解です。苦手を克服するには1人より2人、2人より3人です。”三人寄れば文殊の智恵”といいます。文殊とは文殊菩薩のことで智恵の菩薩です。これ以上、この話はやばいですね。話を戻して……
一人の方は29歳の創業1年めの社長でした。こちらは若いだけあって、パソコンを使うのはなんでもありません。やるき満々でした。もう一人は厚木方面で飲食店経営の51歳の社長です。名刺の裏を見ると14店舗もあります。その中にわたしも行く唐揚げ屋さんもありました。自分のパソコンは持っていません。こんな大社長がなぜ今更マイツールを使うのだろうかと思いました。
せっかく神保町に来たので、まずはわたしの実際使っているマイツールの「住所管理(名簿)」を見てもらうことにしました。わたしの名簿には、名前、住所の一般的な項目の他に「縁」という項目があります。「縁」の項目は、わたしが作りました。この項目に、その人の縁を入力します。例えば、松本さんの縁だったら「松本」と入力します。ホームぺージでM365を買ってくれたお客さまは「M365」と、クラウドファンディングで支援してくれた人は「Readyfor」と、教室やセミナーに来たことがきっかけの人は「M9教室」と入力します。項目「縁」に入力するフレーズは、人名、イベント名、商品名、”後から探されやすい”フレーズを考えて入力します。
さて、わたしの名簿で「松本」さんを検索すると。
名前が松本さんの他に、住所に松本がある人、そして、松本さんの縁の人がリストアップされます。普通の名簿だったら松本さんしか出ません。でもわたしの名簿は違います。ここからがポイント。必要の無いものは見なければいいのです。松本さんを探しているのに松本市に住んでいる人が表示されても見なければいいのです。
松本さんを探したのに、松本さんの縁のある人も表示されています。これは素晴らしいと思いませんか。
見れば思い出します。あの人どうしているかな~とか。これをお願いしみようとか。忘年会に誘ってみようとか。いろいろアイデアがわいてきます。見て思い出せばいいのです。システムは思い出せるように作るのです。こういう頭の使い方いいと思います。デジタルとアナログのいい使い方だと思います。わたしたちはこれを「やさしくデジタル」と呼びます。
この二人の縁の項目は「芝田元」と入力しました。
そうすれば、芝田さんを思い出すたびに、二人も思い出します。
中島正雄
飲食店経営の社長さんの息子とウチの三番目の息子は高校バスケ仲間でした。こんな縁あるでしょうか。