神戸での教室でやりたいことが2つあります。1つめは、大きい紙に大きい字で書いていただくこと。2つめは、夢の山を作っていただくことです。
大きい紙は、紙の専門家の松本洋紙店・松本友さんに協力いただき、油性の太いマジックペンやホワイトボードマーカーで書いても裏抜けしない、かつ、持ち運びできるように薄い紙を見つけてもらいました。紙の大きさは、A3の4倍の大きさA1サイズです。その紙に18cm×18cmの正方形の3×3の9マスを印刷して、おそらく日本で一番大きいノートを作りました。(ノートというには無理がありますが……)作ってみると、大きな紙に、大きな字で書くと、ノートやポケットサイズのメモ帳に書くときと違って、スケールが大きくなって思考が突き抜ける感じがします。新しい発見でした。このA1サイズの9マスを壁に貼って眺めて考えるのは快感に近いです。アイデア、気づき、発見、ヒラメキが、間違いなくノートやメモ帳よりあります。A1サイズの紙に書いた81マスを見ると、迫力があります。これなら、夢や目標を実現する確率が高くなると思います。
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わたしは、夢の山の土台となる高さ22cmの四角錘を段ボールで作ってくれるところを探しました。ついに茨木県で見つけました。試作を繰り返し、型を作って量産しました。わたしが作った夢の山の土台は、折りたたむとA4より少し大きいサイズで、組み立て式の、三角形の斜面が4つあるプラミッドの形です。4つの斜面に、81マスで書いたマスを貼って夢の山を作ります。今まで何個か作って、三角形に正方形のマスを美しく貼るのはなかなか難しいことが解りました。マスの大きさを4cm×4cmにすると段ボールの山肌が見えて美しくありませんでした。夢の山なので美しい山にしたいです。5cm×5cmのラベルにしてみると、美しいのですが、60マス分しか貼れません。12マス分足らないのです。でも今回は5cm×5cmのラベルで工夫して作っていただこうと決めました。ビジュアル、美しさ優先です。
参加者全員の夢の山が完成すれば14ケの山の山脈になります。一目で見る14ケの夢の山の眺めは、北アルプスにも引けを取らな壮観な眺めに違いありません。今から楽しみにです。神戸のみなさま、楽しみにしていてください。
今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
神戸の夢の山の青色のマジックは、いろいろ考えて、三菱鉛筆 uniユニの『プロッキー 水性サインペン 太・細ツイン 青』を選びました。
気持ちよく書けます。
中島正雄