紙に字を書く

昨晩は2山めの夢の山が出来上がりました。参加者は1名、つまり、わたしとマンツーマンでした。18:30に始まって夢の山が完成したのは21:15でした。参加者の方は、ずーっと書きづめでした。最近こんなに文字を書くことがあるでしょうか。

模造紙大の大きい紙に正方形の81マスを作って書きます。次に、夢の山を作るために5cm×5cmのラベル(シール)にも書きます。そして、夢の山にラベルを貼ります。まるで学校の図画工作の時間です。2時間超、指先を使いまくりです。こうして自分の夢の山が出来ます。

わたしは、夢の山を回転テーブルに乗せて動画を撮影します。山の頂上には夢があります。その山を見てわたしの決め台詞。「夢を叶える方法は何通りもあることがわかります」「1マス1マスが夢に近づく行動です。夢に近づく行動のことを”努力”といいます。努力を積み重ねて、一歩一歩山を登っていけば、夢は必ず叶います」「努力を積み重ねることを”ベストを尽くす”といいます」と決めます。

夢の山を完成された参加者の方の感想です。
「81マスは、自分の鏡を書いているみたいです。文字として見ていません。絵として見ています。字面が自分の顔と同じように見えます。まるで鏡をみているようです」。綺麗に書こうと思わない、気取って書こうと思わない。他人に見せようと思わないで書くからいいのかもしれません。81マスを書き上げたときは、「自分の演技を出し終えたようです」。

やっぱり自分の字で紙に書くのはいいですね。

中島正雄

昨晩の81マスのまん中のマスは「風の時代の人になる」でした。わたしは「風の時代の人」を一言で表すフレーズを考えていました。今も時折り降りて来て考え出してしまいます。「How many roads must a man walk down……」の曲が流れてきたり。81マス。1マス1フレーズ。日本語と格闘する面白さがあります。まだいいのが出て来ません。