紙にペンで書くこと

昨晩は「9マスノートで夢を叶える」教室の日でした。この教室をはじめて3回目、3人の男性の経営者の方が参加してくれました。この教室はセミナーのように講師が前に出て話をして参加者がひたすら聞くということではなく、グループになって話し合うようなこともなく、ただひたすらに自分で自分のことを考えて、頭の中に思い浮かんだことをペンを持って紙に書き出すのです。講師が話すのは最初の10分と中間で10分、最後に10分くらいで、あとの1時間半は考える時間です。だから、セミナーではなく教室と呼ぶことにしました。

最近(スマホを使うようになってから)、こんなに長い時間、自分で自分のことを考えたことがあるでしょうか。この教室にはもう一つ重要なことがあります。考えたことが頭の中にあるうちは妄想です。現実には何も無い。モノになっていない。いつか消えてしまいます。頭の中にあるモノを手にペンを持って紙に書き出すことで、消えてしまいそうなモノを、目に見える確かなモノする作業です。もう一つの重要なことは、頭の中にある見えないモノを、言葉にして、文字にして、言語化することです。この教室では、9マスが9ケ、81マスの正方形に向かって自分のことを言語化します。

自分のことを自分はどれだけ知っているでしょうか。自分のことを考える時間が与えられたバリバリの経営者の方たちは、日常使い慣れないペンを持って、紙に自分の字で、自分のことを書き出しました。紙とペン、どこにでもある、こんな簡単なことで頭の中がスッキリしたはずです。それは、本来人間がもっている能力を引き出し、使えたからではないでしょうか。

紙とペンに9マス。これがわたしが考える最先端の英智です。最先端の考える技術です。これで人生をますます豊かにすることができます。

自分の夢の山が出来るまであと2時間です。

中島正雄