手書きの事例

昨日、12月16日に発売予定の本の絵図をイラストレータ(パソコンのソフト)で作り出版社に送りました。わたしは、この本を見開きで、左ページは絵図、右ページは文字(テキスト)で作りたいと考えています。絵図は色々な9マスと、M9notesを使った事例と、イラストレータの吉田稔美さんのイラストです。わたしは本文を読まなくても、左ぺージの絵図を見るだけで9マスノートが使えるようしたいと考えました。絵図が左ページにあるのは、右脳が反応するからです。

この本の絵図の目玉は事例です。この本を読む人は、他人がどのように9マスノートを使っているのかが一番知りたいと思います。わたしも同じです。事例は、全国のM9notesを使っている方にお願いして、実際に使っているノートの写真を送っていただきました。写真に写っているのは手書きの文字です。ノートには手書きの文字の他にも、イラストが描いてあったり、図解もあります。本に掲載するには写真の鮮明さのこともあり、わたしはこの事例をパソコンで作り直していました。

例えば、81マスは81マスをわたしがパソコンで清書するわけです。すると、わたしは、ユーザーの方は、おそらくこの順番でマスを埋めたのかな~とか、このフレーズは考えて絞り出したな~とか想像します。手書きの文字の力強さだったり、不安な感じだったり、あせっている気持ちを落ち着かせようと自分に言い聞かせて書いてい感じが9マスから読み取れます。わたしがパソコンで清書してしまうと、それが伝わらなくなってしまいます。ユーザーは、本気でこのノートに自分のことを書いています。自分と向き合っている事例など本来は見ることができません。わたしは、ユーザーから届いた事例の写真をそのまま本に掲載することにしました。

それと、長年リブくんを描いていただいている吉田さんのイラストの中から何点か掲載しました。そして、新たに1点描き下ろしていただきました。

みなさま、9マスノートの本を年末の楽しみの一つに加えてください。

事例を提供いただいたみなさん、ありがとうございます。みなさんの事例で人生をますます豊にする人が増えます。みなさんの人生もますます豊になります。

中島正雄