今日は、サッカー元日本代表の中村俊輔選手の引退会見で素晴らしいコメントがあったので、そのことを書きます。
インタビューアーからの質問です。
――キャリアで最も胸を張れること、誇れることは?
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中村選手。
高校の時に桐光学園のこともあってサッカーノートを書くようになって、中期、長期と目標を書いていた。それをどんどん目標を越えて叶えていって、そうなろうという気持ちは強くなかったけど代表で10番を付けてW杯で。目標に向けて努力できたことじゃないかと思う。
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わたしが素晴らしいと思ったのは「誇れることは?」の質問に「目標に向けて努力できたこと」答えられたことです。
会見によると中村選手は目標をノートに書いてしました。目標が言葉になって紙に書いて明確になっていました。そのうち言葉は行動になって、ついには習慣になったのでしょう。言葉には魂があるというのは、本当ですね。
「それをどんどん目標を越えて叶えていって」
「代表で10番を付けてW杯で。」
マザーテレサさん言葉通り、中村選手の目標が言葉になって、言葉が運命になりました。
頭の中にある夢を言葉にして紙に書いて「明確な目標」に変えます。
「目標に近づく行動」をはじめます。目標に近づく行動のことを「努力」といいます。
どんなに高い山も、あきらめないで確実に一歩づつ登っていけば、いつか必ず頂上に着きます。目標を達成するには、夢を叶えるには、努力を積み重ねることです。
努力を積み重ねることを「ベストを尽くす」といいます。
中村選手の引退会見を聴いていてわたしは、中村選手はベストを尽くせた、やり切ったのだと思いました。素晴らしい引退会見でした。次の人生も豊かになりますように!
中島正雄