苦集滅道で問題解決

苦・集・滅・道とは四諦といわれる仏の教えです。
3×3の9個の正方形の真ん中下から「苦」、左に「集」、上に「滅」、右に「道」とあります。
仏教の問題解決テンプレートをM9notesに落とし込んだものです
3×3のフォーマットの使い方としてはポピューラーでわかりやすく、効果がわかるものかもしれません。
3×3ではじめ、さらに深く9×9で展開できます。
正方形の3×3のフォーマットで物事を考えると、空いているマスに何かを書き入れたくなるということがあります。
自然とアイディアが浮かんだり、ひらめきがあります。書いているうちに頭の中が整理されます。 そして、一番最後に「道」に書き出された事が、問題解決するためにあなたが実践することです。
この他にも、物事を整理したり、ストーリーを考えたり(起承転結)、配置を考えたりするときに使うとよろしいと思います。
この仏教の知恵を人生とビジネスの「問題解決」に活かすとこうなります。
真ん中の正方形
真ん中の正方形に「今起きている問題」を書きます。
『苦』
『苦』は、仏教の教えでは「人生は苦である」と見定めることで、これを人生とビジネスに置き換えると「現状を把握する」ということです。
『集』
『集』は「その苦の原因を集め考えると、それは自己中心的な生き方にあった」(煩悩)と知ることで、置き換えると「問題の原因は何か」になります。
『滅』
『滅』は「その原因を滅するには縁起の法を悟る」ことで、置き換えると「あるべき姿、なりたい理想の自分」です。
『道』
『道』は「その法の道に従って、正しく生きる」ことで、置き換えると「実践・行動」になります。
みなさんは日々の問題を解決するために苦集滅道を使っていただきたいと思います。
重要なのは1マスごとに書いては眺め、書いては眺めます。「道」の正方形が埋まるまで書いては眺めを繰り返します。そして、その「道」の正方形に書いたことを実践、行動することです。